<Header>
<Author: 許渾>
<Title: 謝亭送別>
<Format: 格式不明>
<Year: 2002>
<BookName: 唐詩物語ー名詩誕生の虛と実と>
<Translator: 植木久行>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 謝亭（しゃてい）の送別（そうべつ）>
<BookPage: 238>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 2, 4>
<End Header>
<Poem>
勞歌一曲解行舟，
紅葉青山水急流。
日暮酒醒人已遠，
滿天風雨下西樓。
<End Poem>
<Translation>
送別の歌が一曲流れるなか、旅立つ君をのせた舟は、ともづなを解いて出発し、$たちまちのうちに消えうせ、そのあとには$美しく紅葉した樹々、青く連なる峰々のあいだを、清冽な谷川の水が激しく流れゆくばかり。別れの宴席で酌みかわした酒の酔いも醒めはてた夕暮れどき、君はすでにはるか彼方へと旅立ってしまい、空いちめんに吹きあれる風、激しく降りそそぐ雨のなかを、私は謝亭の西楼から降りて帰りゆく。
<End Translation>
<Formatted Translation>
送別の歌が一曲流れるなか、旅立つ君をのせた舟は、ともづなを解いて出発し、$たちまちのうちに消えうせ、
そのあとには$美しく紅葉した樹々、青く連なる峰々のあいだを、清冽な谷川の水が激しく流れゆくばかり。
別れの宴席で酌みかわした酒の酔いも醒めはてた夕暮れどき、君はすでにはるか彼方へと旅立ってしまい、
空いちめんに吹きあれる風、激しく降りそそぐ雨のなかを、私は謝亭の西楼から降りて帰りゆく。
<End Formatted Translation>